運が悪い人の話【面白い話】

休日の午前中から池がある場所の脇で車でくつろいでいたいのですが
そこは誰も来ない穴場的な場所です

午後になると
そこへ一台の車が来ました。
人が来るのも珍しい場所です

何やら
40代ぐらいの男性が降りてきて大きなはさみを持ちだし
真夏の炎天下の中、草刈りを始めました

おそらくは地元の方で
ボランティアの方だと思っていたのですが

草刈機ではなく手慣れた様子ではさみで草を刈っていっています

もし邪魔になるようだったら
移動しようかと考えていたのですが
少し様子を見ることにしました

結局、30分ほど草刈りをしていたとおもいます

この暑い中、関心をしていると
なにやら車から
大きなアウトドアの折り畳みのテーブルをだしてきました

なにか一人でパーティでも始めるかのように
食糧やら色々と並べ始めました

そして最後に車からおろし出したのは
釣りざおです

「なんだ釣りのために通り道を作っていただけか!」

釣りの場所を確保するために30分もの間草刈りをしていたようです

そこまでして釣りがやりたいというのは私には考えられませんが
好きな人は本当に釣りが好きですよね
「釣りの魅力とはいったいなんなんでしょう?」

私は凝り性なので
もしかしたらはまってしまいそうで
興味を持つのが怖いです

さぁいよいよ釣りを始めようと思った時に
すこし雲行きが怪しくなりました

ぽつぽつと雨が降り出し始め
突然
バケツをひっくり返したような猛烈な雨に変わりました
その人も
すこしの雨ならたぶんやるつもりだったと思います
かなり長い時間を楽しむために準備を進め場所を確保したのだと思います

でもすごいどしゃ降りの雨で
その人も急いで片づけて帰りました

よく考えると
「すごい運が悪い人だなぁ」と思います
あの人は
いったい何をしに来たんだろう?
結果的に
「ただ草刈りをして帰った」としか言いようがありません

日頃の行いが悪かったのかもしれません

そこはおもいっきり「釣り禁止」って看板が立っていました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
  


スポンサード リンク